概要 -Overview



FScaleとは

FScaleは作者自身が職場に4Kディスプレイを導入したことによる不満を解消するために開発を始めました。
つまり自分用でした。
そもそもの基本機能は15年以上前にWindowsAPIをいろいろと調査しながら、機能動作試験として数十のテストプログラムを組み、いずれは使う機能も出てくるだろうという考えの中で作られ放置されてきたものです。その中の一つに「WScale」というFScaleの前身となる試験プログラムがありました。現状ではWScaleのソースコードから見る影もなく異なっておりますが、基本的なシーケンスは同じです。
公開するようなフリーソフトウェアを新規に作成するのは、実に15年振りです。なので時代の流れについて行けないクラシックなインタフェースとなっておりますが、新しすぎない分、わかりやすいという方もいるかと思います。
何とぞ、温かい目でみてやってください。


FScaleでできること

  • 登録したソフトウェアが起動する際に、以下の制御が行えます
    • 位置制御
    • サイズ制御
  • 起動しているソフトウェアに対して制御メッセージが送信できます
    • フォーカス設定
    • 最大化
    • 最小化
    • 元に戻す(通常へ)
    • 終了
    • 強制終了
今後、さらに多くの機能が実装されていきます。

FScaleは4Kディスプレイだけ?

いいえ。
FScaleは4Kディスプレイなどの高解像度ディスプレイに限った動作はしませんので、たとえば640x480などの領域をもつ解像度でもご利用頂く事ができます。
ユーザーの皆様が使い勝手の良いようにFScaleで設定してご利用頂くだけです。

今後実装予定の機能

  • 登録リストのプロファイル対応
  • 監視制御の多彩なオプション対応
  • ソフトウェアのタイトルによる複数制御対応
  • マルチディスプレイ対応
  • 仮想デスクトップ対応
  • メイン画面以外の動的生成化(使用メモリ削減)
  • 配置・サイズのディスプレイ領域外対応(Build 46で実装済み)
  • 配置のマイナス値対応(Build 45で実装済み)
  • Windows10対応(どちらかというとWindows10バグへの処置)(Build 46で仮対応済み)
  • リアルタイム配置・サイズ調整(Build 45で実装済み)
  • 配置・サイズのプレビュー機能(Build 44で実装済み)